歯医者を何年もさぼっていたらえらい目にあった

諸事情により何年も歯医者から遠のいていました。
が、斜めに生えている親不知のあたりが痛み出し、噛めないほどになってきたので意を決して歯医者の予約を入れたのが昨年3月。それから月2回ほどのペースで通い、先週全ての治療が終わりました。1年かかりました(ノД`);。。。
治療費総額4万円越え(ノД`)。。。



治療内容は、親知らずの抜歯1本、親知らず2本が絡む虫歯の治療と膿の治療、上の前歯の裏の虫歯の治療2箇所でした。自覚はなかったのですが、かなりひどくなっていました。

毎朝晩電動歯ブラシで磨いて歯間ブラシで仕上げていたのに、磨き残しがたっぷりあったみたいです。。

電動歯ブラシだけでは磨ききれないんだな、と思い、小回りがきく小さめの歯ブラシも併用し始めたのですが、まだ奥の方が磨ききれていないと言われ、こうなったら徹底的にやろうと、まずは本を借りてきました。





歯が原因でさまざまな病気にかかるということは、最近テレビなどでも目にする機会が増えたので何となく知っていたのですが、この本をしっかり読んでみて改めて歯周病こわい、と思いました。

歯槽膿漏などで歯がなくなってしまう怖さはもちろん、歯周病菌が血管を老化させて血管系の病気(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞)を引き起こす可能性があるなんて本当に怖い。

私は家系的に血管系の病気に気をつけなければいけないそうなので、なるべく薄味にしたり、血管に良いと言われるもの(カカオとかシナモンとか)をせっせと食べたりしているのですが、こんなところに落とし穴があったなんて、と衝撃を受けました。。

ちなみに実家の父は、もともと虫歯が1本もなかったのに歯槽膿漏で歯が全部なくなりました。。
若い頃に歯周病の恐ろしさを知っていればそんなことにはならなかったのでしょう。
恐らくヘビースモーカーだったのが原因の一つではないかと。

本では理想的な歯磨きの方法として、次の3ステップを紹介されていました。
①ワンタフトブラシでリスク部位をみがく
②ふつうの歯ブラシで全体をみがく
③仕上げに、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを取り除く 
(P.38)

で、揃えたのがこれです。



①の「ワンタフトブラシ」とは、写真右の一束のブラシです。
「リスク部分」とは、こういった↓ところでしょう。



小さめの歯ブラシで代用できそうな気もしていたのですが、実際使ってみると、普通の歯ブラシとワンタフトブラシは別物だと思いました。歯の隙間をみがいていることを実感できます。

特に歯並びの悪い人は普通の歯ブラシよりもこちらをメインに使った方が良さそうです。
と、歯並びの悪い夫にも手渡しました。

まだ種類が少なくお値段もお高いのが難点。。せめて色分けできたらいいのに。。 色展開ありました。失礼しました。


写真左のマウスウォッシュは、本には登場しませんでしたが、朝起きた直後に使っています。朝食の前に、睡眠中に増えたねばねば細菌を少しでも洗い流せるんじゃないかと期待しています。数滴を水で薄めて使うタイプなので結構もちます。


電動歯ブラシは、もともと手みがきが困難な高齢者や障害のある方向けに開発されたものだそうなので、自分で小刻みな細かい動きができるうちは特に使わなくてもいいみたいです。使う場合は手を動かさずやさしくあてることが必要だそうです。

あれこれ駆使して自分で徹底的にみがいても、歯周ポケットの中や歯石までは取り除くことができないので、定期的に歯医者さんでクリーニングしてもらうことが不可欠だそうです。
ちゃんと通おう。。

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加齢に怯える団塊ジュニアです。
同世代の夫と、推定年齢23歳のヒョウモントカゲモドキ(♂)と暮らしています。
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